急性期(救急)の治療を終えて、症状が安定した患者さんには、早期に退院していただくことになっております。しかし、在宅や施設での生活に不安があり、もう少し入院を延長し、経過観察やリハビリテーションの継続をすることにより、患者さんが安心して退院できるようにお手伝いをさせていただくのが「地域包括ケア病床」です。 地域包括ケア病床では、在宅復帰支援計画に基づき、医師や看護師、リハビリテーションスタッフ、医療ソーシャルワーカー(相談員)などと協力して、在宅や施設復帰に向けてサポートさせていただきます。
※ここでの施設とは、特別養護老人ホーム・有料老人ホーム・グループホームサービス付き高齢者住宅などの居住型施設のことをいいます。
一般病棟と異なり「地域包括ケア入院医療管理料1」を算定いたします。入院料は定額で、入院基本料・リハビリテーション料・投薬料・検査料・画像診断料などが含まれています。手術などの治療内容によっては増額となる可能性があります。 75歳以上で1割負担の方は、月の医療費負担額の上限が定められていますので、ほとんどの場合、一般病棟と比べて増額はありません。
※ご不明な点、ご相談は1階受付窓口(入院係)までお願いいたします。