南古谷病院 薬剤科は、すべての患者様が必要としている、提供すべき医療として、『安全かつ質の高い薬物療法の提供』を目標に掲げ、『近隣医療機関や調剤薬局との薬物療法に関する情報連携』にも重点を置き業務を展開しています。 調剤、病棟業務、医薬品管理、抗がん剤調製、高カロリー輸液調製、医薬品情報管理などをはじめ、各種委員会やチームにも所属し、安心・安全な医療の提供に努めています。 2021年現在、常勤薬剤師4名と助手2名が在籍し、内服調剤や注射払い出し、持参薬鑑別、服薬指導、医師や看護師等、院内各部署への医薬品情報を提供し、地域医療の向上を図っています。入院患者様には、処方内容・検査値等を確認しつつ、服薬支援、薬の効果と副作用の評価を行い、患者様に少しでも疑問があれば解消できるよう、お応えしています。 また、常日頃から専門性の向上に取り組み、講演会・勉強会に積極的に参加し、それぞれ得た新しい知識を生かして業務を行っています。
当放射線科におきましてはマルチスライスCTスキャン、MRI(磁気共鳴映像法)があります。 実際の検査時間は大まかですがCTで5分~10分、MRIでは15分~30分、長くかかる時は1時間かかることもあります。 このような理由でMRIに関しては、緊急の場合を除き予約制を導入し1週~1ヶ月後に検査になる病院が多いのですが、当院放射線科では患者さんが検査日までの日にち待ちによる心労等を考慮し、その日のうちにできる限り検査する考えに立ち、皆様の健康に少しでも多く寄与したいと思っております。 また当院は2次救急医療機関ですので夜間、救急車で搬入される患者さんも多く診療には画像診断は不可欠なものであり、24時間365日、X線撮影・MRI・CTの検査を行っております。
リハビリテーション科は、理学療法士(PT)9名のスタッフで、外来、入院、在宅生活まで、患者様の信頼と笑顔のために、ご支援させて頂いております。 当科では、医師の指示のもと、理学療法士の指導による運動療法(筋力トレーニング、歩行練習など)や物理療法(牽引、温熱など)を受けることが出来ます。 脳卒中や骨折をはじめとして、様々な病気やけがにより、身体機能に障害が生じ、日常生活を送ることに支障をきたす恐れがあります。その様な患者様に合わせてリハビリテーションプログラムを作成し、安全で効果的な治療を提供できるよう、スタッフ一同心掛けております。 また退院されてからの在宅生活においても、ご自宅まで、訪問させて頂き、安心して生活が送ることが出来るよう、ご支援させて頂いております。
※訪問リハビリ・通所リハビリに関しましては、医療相談員まで、ご相談ください。
病院食は以下の3つの役割を担っています。 「治療の一環」…医師の指示のもと、患者様の状態を考慮したお食事を提供し治療効果の増大を目指します。 「入院中の楽しみ」…七夕献立、クリスマス献立、ひなまつり献立など、月1回以上行事食を提供し患者様の楽しみとなるようなお食事を目指します。 「退院後のお手本」…当院で提供されたお食事のご飯の量やおかずの調理方法等が退院後の食生活の手本となり、健康の保持・増進の一因となるようなお食事を目指します。
当院では、医師が治療効果を高めるために栄養指導が必要と診断した場合や、日々のお食事に不安や疑問を抱えている方も医師の指示のもと、各疾患に必要なお食事のお話を個別に行っております。 「栄養指導」と聞くと「あれもダメ、これもダメ、と厳しいことを言われるのでは?」「カロリーの難しい話を一方的にされるのでは?」と不安に思う方もいらっしゃいますが、実はそんなことはありません。 患者様のライフスタイルに沿った形でお食事をご提案させていただきたいと思っておりますので、病気の治療のために不安や疑問を一緒に解決しましょう。 栄養指導は予約制となっておりますので、ご希望の方はお気軽に医師・看護師・管理栄養士にご相談下さい。